2013年

4月

08日

Vol.16 母親は強くたくましく

体力作りもイライラ対策になります。


心と体はつながっているので生活の中に運動を取り入れるといいですよ。
本当に変わってきます。


親業には、体力が必要だと本当に思います。
あわせて、心の体力も必要だなぁ…と感じます。


ある日、子どもに「お母さん!嫌い!!」と言われました。
「お父さんのが好き!」
「お母さんあっち行って!」


誰が、普段お世話していると思っているんだ!
この恩知らず!!


と、言いたくもなりますね。
怒りたくもなりますが、実は、怒りの前に感情が隠れています。


嫌い・あっち行って、そんな言葉をかけられたら誰でも傷つきます。
怒りの前に、悲しいのです。本当は。


この話は、感情のコントロールの話になりますので、それはまた別の機会にお伝えするとします。


今日は、心の体力の話。


「嫌い」「あっち行って」など、悪態をつく子どもは、
もちろん、本当に嫌いなわけでもないし、好き度のランクをつけているわけではありません。
その場の感情をそのままストレートにぶつけているだけです。


反抗期が「成長の過程」で、なくてはならないとよく言いますよね。
子どもは、親を壁にしてわざと反抗したり、くっついたりを繰り返して成長していくそうです。
感情をぶつけ、それを受け止めてくれる場所が必要です。

 

「お母さん、あっち行って!」と反抗するのだけれど、お母さんは、『それでもそこにいる。』
「お母さん、大嫌い!」と攻撃するけれど、お母さんは、『自分を好きでいてくれている。』
ケンカしたりするけれど、嫌いになったり、自分を見捨てたりしない


そういう存在が、自己肯定感につながるそうです。


もちろん、母親だって「嫌い!」なんて言われたら傷つきますから、ニコニコしている必要はありません。
「そんなこと言わないで!」といってもいいと思います。


子どもに人を『傷つけること』を学ばせるのも必要です。


ただ、心から傷ついていては、学ばせる余裕がないと思うのです。


私の母は、心から傷ついてしまうタイプで、私にじわじわと罪悪感を植え付けました。
泣き続けて、どれだけ自分が傷ついたかを訴え続ける。
不機嫌になったり、鬱状態になっていました。


そういう母親だと、子どもは本当に困る。
感情をぶつける場所がなくなります。


私の母の場合、感情をぶつけると、どこかに消えてしまいそうでしたから、気を遣って仕方ない。
罪悪感を受け付けられますしね。


そう考えると、親は相当強い心が必要です。
なんてったって、最愛の子どもたちからの「あっち行って」とか「いらない」という言葉を受け取らなきゃいけないのですから。


そのうち「うっとおしい」なんて言われたりね。


「なーに言ってんだ、本当は好きなくせに!」くらいに思っておくと、子どもにも親にとっても楽ですね。


重ねて言いますが、傷ついてはいけません。
そんなこと言うな!と、怒ってはいけないということではありませんよ。


病むまで傷つかない(おそらく心から傷つくのは、親自身に触れられたくないモノが埋まっているのだと思いますが)ということ。


親業には、心のタフさ、心の健康、大事ですね。


○○さんは、「嫌い!」と言われたら、どんな反応をしますか?

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2013年

2月

17日

Vol.15 厳しく言わないと学ばない?


「なんで?」
「ちゃんとして!」

と、腹立たしげに、怒っているのは夫。


そして、怒られているのは、私…。


私が夫に怒られる時は、「戸締りが甘い件」
今回は、「部屋に針が落ちていた件」です。


どちらも、「私は悪くない!」なんて言える立場ではありませんが、「私は悪くない!」と言いたくなりました。


夫に「(私が悪いのは)わかるけど、もっと優しい言い方はないのかね?」
と、言ってみると、

「人は厳しく言わないと、学ばない、反省しない」と言います。


そこで「私は、何度厳しく言われても、同じこと繰り返しちゃうね。」
と、自分を棚上げして言ってみると、


「もっと厳しく言わないと。」と夫。


それだけは勘弁してください~。と思いながら、どんな言い方だったら私は学ぶのだろう?
と、考えてみました。


まず、厳しく、一方的に自分の落ち度を責められるというのは効果が薄いような気がします。

私の体験から、「そんな言い方しなくても…」と、相手を非難する気持ちが出てきます。
そして、単純に恐いし嫌です。


戸締りの件は、何度も何度も叱られたおかげで、確かに気を付けるようになりました。

でも、家を出た後、戸締りができたかどうか気になって仕方ない。
それは、「戸締りを忘れると怒られる…」という恐怖でした。


うっかり2階の窓のカギを閉め忘れたことに自分で気が付いた時には、
こっそり夫に見つからないように締めに行きました。

今も、「戸締り」と聞いただけで背筋がゾクッとします。
夫が、戸締り確認をしていると、ドキドキ


子どもみたいですが、大人も子どもも同じです。
責められたり怒られたりは、恐い。


娘は、私が怒ると、泣きながら言います。
「お母さん、恐いよぅ。」


感情的に怒ったり責めたりすることは、反省よりなによりも「恐怖」を感じます。
恐怖による習慣づけは、「怒られるから…」という理由になります。


本当に、学ばせようと思ったら、「恐怖」は使わない方がいいですね。

 

 

 

 

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2013年

2月

17日

Vol.14 イライラしない環境を整える

 イライラしない環境を整える

先ほど、服のお片付けの話をしました。
2012年、最後の私の大仕事は、この片付けにしよう!と決め、
あと3ヶ月で家じゅうの片づけをする予定です。


こう思ったきっかけは、最近グングン行動してイキイキとしているクライアントさんが、
『2013年に良いスタートが切れるように残りの3ヶ月ですること』を決めていらっしゃったことです。


その話を聞いて、「よーし!私も!」と気合が入りました。
コーチングは、与える人・与えられる人という関係ではなく、パートナーという関係のが近いように思います。
お互いいい影響を与え合いながら、お互い成長していけます。


そんなわけで、今年最後の挑戦は、2013年を良いスタートにするためにお片付けをします。


『部屋の乱れは、心の乱れ』
よくあるこの言葉、突き刺さります。


お部屋が煩雑だと、イライラしやすくなります。
片付いていると、仕事の進みも早く、心が穏やかになります。


やはり環境って心に大きく影響を与えますね。


しかし、このお片付け、私は大大大大の苦手。
片付けられない人です。


まず、なかなかモノを捨てられません。
モノを分類するときに、「いるもの」「いらないもの」「いるかもしれないもの」という3つに分けていたように思います。
この分け方だと、「いるもの」と「いるかもしれないもの」が手元に残ります。


これが厄介。
捨てるものは少なく、ほとんど残ります。
「いるかもしれないもの」が圧倒的に多くなります。


「いる」「いらない」という視点が私にはそもそも難しかったのです。
必要・不要、という視点から、「好き」「そこまで好きではない」という視点に変えました。


すると、意外に残る「好きなもの」が少ない。
私、結構好きでもないものと暮らしていたのね、なんて気が付きました。
これがエネルギーを奪っているのですから、ぜひともサヨナラをしたいものです。


不要なモノ・好きではないモノ・エネルギーを奪うモノとの決別。
お片付けは、自分の環境を整え、自分のエネルギーを効率的に使うために必要なことですね。


で、ふと、人間関係も、エネルギーを奪うことがあるよなぁ……と考えました。
さすがに必要・不要という視点はないけれど、自分のエネルギーを奪う人間関係。


こちらもしっかりお片付けが必要かもな……。
なんて、思ったのでした。

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2012年

12月

11日

Vol.13 小さな小さなステップを準備する

 小さな小さなステップを準備する


私の娘(4歳半)、自分の名前のひらがなが書けるようになりました。
『ぱ』とか『ば』も間違えずに読めるようになってきました。


特に教えたわけではありません。
保育園の友達の影響かもしれません。
私は何をしなくても自分で興味を持って、進んで学んでいくものですね。


ひらがなが読めるようになった娘ですが、それが文章になると読めません。


例えば、「おじいさんがおおきなかぶをひっぱりました」という文。
一文字一文字、一生懸命読みます。
「お・じ・い・さ・ん・・・が・おお・き・な……」


そして、娘は言います。
「なんて書いてあった?」


はじめは、「なんて書いてあった?」と聞く娘に、「今、読めたでしょ?もう一回頑張ってみて」と言っていました。
すると娘は、「わからない!」と怒ったり、「もう、読めない」とぐずりだしたりしました。


すぐに諦めてしまう娘に、「やれやれ」と思っていましたが、
一文字一文字読むだけでも、いっぱい頭を使って読んでいるのです。


こういう時、「まだ読めなくても大丈夫だよ」
「難しいね。」と、優しくいってあげるときっと子供は安心します。


それもできたのですが、私は娘に聞きました。

「誰かが大きなかぶをひっぱったと書いてあるんだけど、誰って書いてあるかわかる?はじめに書いてあるよ。」


娘「お・じ・い・さ・ん・が……」

私「そうそう、そこそこ!」

娘「おじいさん!!」


娘は笑顔になりました。

子どもの「できた!」という顔は何度見ても飽きません。


ちょっとだけ頑張って上れるステップを準備してあげる。
それをクリアしたら、またちょっとだけ高い次のステップを準備してあげる。
どんなに小さなことでも、この「できた!」を増やしてあげると、子どものやる気はグングン育ちます。


これは大人でも一緒ですね。
イライラしない!絶対しない!という目標はほぼ達成できません。
今日は、兄弟げんかを放っておこう(口出ししない)。これならばなんとかできるかもしれません。

 

自分にも小さなステップを準備できると目標達成に近づけます。

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2012年

12月

04日

Vol.11 始まりはちょっと痛い

先週の晴れた朝、意気揚々と外に出てランニングをしました。
11月に市民マラソンの練習です。


それが、出発1分も立たないうちに、足が痛くなりました。
そして、呼吸のリズムがなかなかつかめず、意気が苦しくなりました。


私、中学生の頃、マラソン大会10位以内に入っていました。
(中学生って、どこまでさかのぼった過去の栄光(苦笑))


それなのに全然走れず、その日は2キロ弱で、帰宅。


それもそうです。
最後に真剣に運動したのは5年前。
そして、5年ぶりに走った私がどうなったかというと、
次の朝、ロボットのような動きになるほどの筋肉痛。


太もも、お尻、そして、なぜか背中。
(走り方が悪かったんでしょうね…)

 

走るのはともかく、走った後のこの筋肉痛はツライ!


マラソン大会を申し込んだことを後悔する気持ちが一瞬、心をよぎりました。


しかし、次の日も軽くランニングをしました。
そのまた次の日も…。


すると、筋肉痛は日に日に減ってきます。
そして、走れる距離も伸びてきました。
少しずつですけどね。


今は、2キロでヒーヒーの私も、きっと11月までには、軽々5キロを走る私になっていると思います。


継続は力なりです。

何でもそうですよね。
続けていれば、モノになっていきます。


そして、始めたときは、変化についていくためにちょっと痛い、苦しい。


運動の話とは変わりますが、ある方が、とても体にいいというサプリメントを摂取していました。
「このサプリに出会って、風邪をひくことがない!毎朝快調。
でも、飲み始めたときに、一瞬調子が悪くなった。」

お腹を下したり、なぜだか、鼻の皮が剥けたというのです。


マッサージをやっている方も言っていました。
体が軽くなったりするけれど、その一方でねむくなったり、熱が出たり、身体がだるかったりすることがある。


どちらもため込んだ悪いもの(老廃物など)を流す為と言います。


コーチングセッションを行っていても、同じようなことがあります。
見たくない自分、嫌な自分、隠したい自分に気が付いたりします。


すると、当然、痛い。
隠したくなっちゃう。
人のせいにしたくなっちゃう。


けれど、その痛みを受け入れて、変化を続けると、その先には、イイコトが待っています。
今では2キロでヒーヒー言っていても、5キロを軽やかに走れるような、そんな心の状態ね。


この秋、自分にどんな変化を起こしますか?

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2012年

11月

28日

Vol.10 1年で何ができる?

 数か月ぶりに、学生時代の友人からメールが来ました。

「同じ1年を過ごしたと思えないほど進化していて、驚いた!!」
ブログを読んでくれたようです。


1年前何をしていたのか振り返ってみました。


まだ、今、運営しているブログは開いていませんでした。
コーチングのクライアントさんはゼロ。
9月だと、募集もしていなかった時です。


コーチングは学んでいたけれど、コーチングの練習相手を探すのに苦労していました。
私が有料でコーチングを提供し始めたのが、今年の1月。
まだ1年も経っていないのに、コーチさせていただいたクライアントさんは、20名を超えます。
継続してくださる方もいて10人近くと毎月コーチさせていただいています。

 

ブログは、本格的に書き始めたのが、昨年の11月くらい。
最近アクセス数が一気に伸びたと思ったら、『子育て イライラ』のキーワード検索すると1ページ目に出るようになっていました。


このメルマガも200人を超える方にお送りすることができています。


コーチングの最大の効果、行動促進!
この効果が出ています!!


と、言いながら実は、私、行動力だけは昔からあって、コーチングを使わなくても行動できてしまいます。


ですが、この1年の成果は、コーチングの効果だと思います。
どんな効果かというと、コーチのフォローによって、私の行動が洗練されたことです。


私は行動できますが、無駄な動きが多い。
「これをやるんだ!」と思った瞬間、それを始めています。
その結果、無駄な時間とお金を使います。


数か月前、なかなか結果に結びつかない時期がありました。
世の中にはもっとすごい人がいる。
パーソナルコーチングキャンセル待ちとか、申込み開始5分で満員御礼!とか。
他人の持っているものがうらやましく、私には、足りないものだらけだと思えます。


それで、コーチに言ったのです「大学に戻ろうかな。」
感情のコントロールを扱っているから、心理学を学んで、臨床心理士になって、そうしたら誰も文句言わない。
(今も誰にも文句を言われてないですが)


今にも願書を出しそうな私に、コーチは「本当に私が目指すところ」に戻してくれます。
不安に駆られて出た行動にいい結果はついてきません。


今日は、『お仕事』の視点からコーチングの効果を紹介しましたが、育児でもなんでも同じです。

 

「本当に私が目指したいところ」を何度も何度も振り返ることで、本当に今大事にすること、やることがわかってきます。
例えば、子どもが何でも相談できるような環境を作りたい。と、いうのであれば、
今日、子どもを感情的に叱ったことは、それに役立っているだろうか?
等々。

 

あなたの行動は、あなたの目指す場所に向かっていますか?

 

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2012年

11月

13日

Vol.9 爽やかな自己主張


皆さんは、アサーティブネスという言葉をご存知ですか?
私の学んだコーチングトレーニングでは、ひと月まるまるこの授業があります。


私は、このアサーティブネスは、コーチングを知るよりももっと前から知っていました。
図書館で目にとまり、読んでみたのです。


その時の印象は、「何だこりゃ、学ぶまでもないこと!」でした。


私に「学ぶまでもないこと!」と、思わせたアサーティブネスとは、「自己表現の方法」です。
私は、自己主張ができていると思っていたのです。

 

が、後、どれだけ自分の自己主張、表現がお粗末か知ります。
それは、日常の中で、夫と気まずい雰囲気になる時、必ずと言っていいほど『伝え方』に問題があります。


ひとつに、自分が我慢して自己主張を控えたがために、私自身がイライラし始めてしまうパターン
もうひとつは、相手のことを考えず自己主張しすぎたために、相手に攻撃してしまったパターン
そして、どちらにもいえますが、感情的になりすぎるパターン


アサーティブネスは、「相手も自分も、両方を尊重しながら気持ちや考えを伝える態度」のことを言います。
こういった自己主張をすることで、良好な人間関係を築くことができます。
アサーティブネスの目指すところは、「WIN-WINの関係」です。

 

やはり、コミュニケーションは「伝える」ところから始まります。
当たり前のようにやっている「伝え方」を見直してみると、自分のクセや、繰り返しているパターンの原因、課題が見えてくるかもしれません。


伝え方は、相手との人間関係をさらに良いものにしていますか?

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2012年

10月

31日

Vol.8 親がしてくれたこと

今日は、読んだ本の中で、印象的な話があったので紹介したいと思います。

親がしてくれたことで、一番役に立ったこと何?
というインタビューした答えは、だいたい4つの答えに分けられたそうです。


(1)親に尊敬できる部分があった

  例えば、他人に対して親切だった。正直だった。真面目に働いていた。
  など、親が自分のモデルとなったことが、今の自分に役立っているということです。

(2)親が特別なことをしてくれた

  これは、毎日ではなく、何か事件が起きたときに親が言ってくれた言葉や、してくれたことで、役に立ったということです。
  私の友人の結婚式で両親への手紙に合った印象的な話があります。
  彼女は、学校でいじめられたりして、不登校になり、ついには学校をやめてしまった過去がありました。
  その時にお父さんが言ってくれた言葉が
  「今の君の辛い状況をできれば変わってあげたい。でも、君のこの状況を変えることができるのは君しかいない」
  その言葉で、随分救われたと彼女は言っていました。

(3)親が常に言っていた教訓、励まし
  
  あるテレビ番組で、出演していたタレントが言っていました。
  家訓であったらしい「あおいくま」というのが、自分を励ましいろんな試練に耐えることができたとか。
  ちなみに「あおいくま」の、『あ』は焦らず『お』は怒らず・・・と、全部に意味があるそうです。

(4)反面教師
  
  あんな親になりたくない!と、親とは違う行動ができるように努力するということです。
  そのエネルギーが成長へと向かわせるのですね。


(1)と(4)が正反対です。
親がいい親、悪い親どちらにせよ、子どもは親を上手に使って成長できるものなのかもしれないですね。


親は子供にとってモデルなんだけれども、いつでも完璧でいなくては子どもはちゃんとそれを反面教師にもしてくれるのです。
私も振り返るとそうでしたから。


モデルでもあったし、反面教師にした部分もあります。


ですから、やっぱり親は完璧を目指さなくてもいいのだな。と思うのです。


(参考;ヘルスワーク協会 西尾和美講演会記録)

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2012年

10月

23日

Vol.7 人生の豊かさは何で決まるのか?


先日美容院に行きました。
いつも同じ美容師さんを指名しています。


担当の美容師さんとの付き合いも、もう4年以上になります。


彼はオーナーさんで、カットのみで6500円と私の住む地域では結構お高め。
にもかかわらず、4年間浮気せずに彼のもとに通っています。
これからも変えることはないと思います。


オーナーは、美容師歴20年強という大ベテラン。
美容師としての技術はもちろん、経営者としても大成功しています。


そんなすごいオーナーですが、毎月何日か東京に行ってカットの技術を学びに行っているそうです。

「もう十分技術があるように思えるけれど、必要なのか?」と聞いてみると、「必要だ」と言います。


「カットの技術は、常に進化しているし、東京という場所はやはり特別で地方の美容院とは違う。
僕は先端技術を学びたい。
そして、何より、もっとうまくなりたい。」


このオーナーの姿勢そのものが、会社を大きく成長している理由なのでしょうね。


で、このオーナーは、どこまで学べたら彼にとってゴールなのだろう?と考えてみました。
おそらく美容師をやっている限りという答えが来ると思います。


でも、それは、『しなくちゃいけない』という意味ではなくて、『そうしていたい』
だって好きだから。


「お客様にいいものを提供したい」という理由もあるでしょうけど、それより「好きだから」
カット技術を上げることがオーナーさん自身の充足感を高めているのだろうな。と思います。
だから好きである限り、学ぶ。


さて、美容師さんの話をしましたが、私たちはどうか。

私たちは、意識していないにしても、もっといい生活がしたい、より良い人生にしたいと思っています。
その基準ってなんなのかな?と思ったのです。
お金?
時間?
食べ物?


これがあればいい生活!と決め手になるものってありますか?


私は、『ほれ込むものがあるかどうか?』だと思うのです。


美容師さんの場合なら『カット技術』ですよね。
誰かのため、誰かに褒められるとかいうわけではなく、ただただ自分を満たしてくれるもの。


それが必ずしもお金につながらなくてもいいと思うのです。
庭でいかにおいしいトマトを作るか。
いかに美しくお花をアレンジメントするか。


誰からの評価も気にならない。
自己満足。


そういうものがあるということが、私たちの求めるより良い生活・人生なのかな、と思うのです。


ちなみに、私が最近惚れ込んでいるのは、「怒りという感情」です。


ちょっとお手伝いをしながら、クライアントさんが自分で絡まった糸を解いていかれる姿を見ていると(聞いていると)感動します。


イライラならばお任せください(笑)


みなさんは、どんなことに惚れ込んでいますか?

 

 

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2012年

10月

16日

Vol.6 子どもは何を見て育つのか?

 

今日のテーマを読んで、答えは「親」でしょ?
と、思いますよね。
それ以外ありませんね(笑)


私たちは、それぞれいろんな思いを持って子育てをしています。
思いやりのある優しい子になってほしい。
みんなを引っ張るリーダーになってほしい。
明るく元気な子になってほしい。
いろいろありますね。


先日、夫と子供たちが遊んでいました。
さすが男親、体を使った激しい遊びをしています。
子どもたちは、大喜び。
はしゃいではしゃいで、私の声など聞こえません。


その時に、「痛い!!」と悲鳴が上がりました。
夫です。
目を抑えて転がっています。


どうやら遊んでいる時に、息子の指が目に入ったようです。
「それは、痛いね。わ~。」と、遠くから見ている私。
でも、まぁ、大丈夫でしょ。くらいな気持ちでいますから「だいじょ~ぶ~?」と適当な声をかけています。


子供たちは何をしていたかというと、遊びの興奮から切り替えられず、転がる夫の上に乗ったり揺らしたりしています。
「お父さん、痛いって言っているよ~。」
「イイコイイコしてあげてよ~。」
「こういう時は、大丈夫?って心配してあげるんだよ~。」

と言っても、まだ遊ぼうとしています。
言っているのに、わからないかな~!
なんで聞かないのかな~?!

と、考えていたのですが、ハッとしました。
「私が深刻になっていないからだ!」

こういう時は、どんな風に人を思いやってあげたらいいのか?
それは私が夫をどう心配するか?という姿を見て学ぶのですよね。
言葉だけではわかりませんね。


子は、親を本当にしっかり見ています。
私が子どもたちを見るよりしっかり見ている気がします。


子は親の「言うこと」ではなく、「すること」から学んでいる。
背筋がピシッと伸びる思いです。

 

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2012年

10月

09日

Vol.5 ローマの道は1日にしてならず

この有名な格言、その意味は、「大事業は長年の努力なしに成し遂げることはできない。」です。
あの、大繁栄したローマも、築かれるまでに約700年もの歳月を費やし、努力、苦難の積み重ねであった…


何事も短期間で成果はあがらない。ということです。

と、わかっているものの、結果がすぐ欲しいと思ってしまうのが人間です。
私も何度、パーソナルコーチングでこの件を扱ったか。


お仕事でも、大事業でも、スポーツでも、日々の努力の積み重ねが結果を生むのです。
そして、人間関係においても日々のコミュニケーションの積み重ねが相手との信頼関係を築きます。


何か自分に困ったことが起きたときには、どんな相手に頼りますか?
相談にのってもらったり、話を聞いてもらう相手です。


その方とどんな風にその信頼関係を築き上げてきたのでしょうか?
決して1日ではないはず!


それでは、信頼関係を築くためには日々どんなことにしていけばよいのでしょうか?
私の失敗談を紹介します。


ある日、夫がある人の仕事のやり方について話をしていました。

「あの人は、出世したくてギラギラしている」
という夫に
「出世したい人もいるでしょ。」

「目立ちたいんだよ」
という夫に
「そうかな、人前でお話ししたりすることが好きなんじゃない?」

「お金にも貪欲。」
という夫に
「お金は結果であって、彼は仕事が生きがいなのだと思うけど?」


こんな類の会話がいくつか続き、夫が腹を立てて言いました。
「どうして俺の言うことを全部否定するの?もう、話したくない!」


私は否定するつもりはなく、私の意見を言っていたつもりでした。
しかし、夫は「自分の意見は受け入れてもらえていない」と感じていました。


夫は、私の意見を聞きたいわけではなく、自分の話を聞いてほしかったのです。
私は、夫の話を全く聞けていませんでした。

 

夫は
その日から2日間くらいへそを曲げていました
「否定されたくないから、話さない。」と……。


相手との関係の中で、一番の土台となるコミュニケーションは、「共感」「受容」です。
相手を理解し、受け入れること。
(受け入れるとは、相手と同じ気持ちになるという意味ではありません)

相手は、理解してもらえた、受け入れてもらえたと感じると、その人に対して『安心』していられます。
この『安心』がなければ、関係は深くなってゆけません。


もちろん、すべての人と、全人類とこの安心できる関係を作ることは不可能です。
ただ、身近な人、夫であったり子ども、身近な友人とは、「安心」できる関係、信頼関係を築いて行きたいですよね。


今、大切な人とは、どのくらい「安心」できる土台が作られていますか?
100%中、どのくらいでしょうか?


日々のコミュニケーションをこのように振り返ってみるのも大事ですね。

 

 

 

 

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2012年

9月

04日

Vol.4 相手の気持ち、受け止めていますか?

先日、夫とこんな会話をしました。


私「今日は疲れたよ。」
夫「俺は、元気だよ。」
私「……」


普通の会話のように見えますし、しっかり会話ができているような気がします。
しかし、私の気持ちはモヤモヤしました。


どうしてモヤモヤしたのか?
まず、「私」の話を、夫に盗られました。
私が疲れた話を始めたのに、夫が元気かどうかの話になってしまったのです。


また「疲れた」ということを非難されたように思いました。
私は、自分が感じた「疲れた」を夫に伝えたかったのです。


このように、話しがすり替わってしまった時、思いを受け止めてくれない時、会話が不完全燃焼になってしまいます。


このパターン、大人同士の会話でも多く見られます。
しかし、子どもとの会話では特に多いように思います。



こども「保育園行きたくない~。」
親「何言っているの。行かなくちゃ。」



こども「もっと遊びたい~!」
親「たくさん遊んだでしょ!」



こども「(転んで)痛いよ~!!」
親「大丈夫!痛くない痛くない。」


この上のパターン、子どもの気持ちを受け止めている会話ではありません。


子どもが感じたこと、思ったことは事実。
それを否定すると、「そう感じた自分はおかしいのだろうか?」と自信がなくなってしまいます。
「感じたこと」に、正解不正解はありませんよね。


また、「受け入れてもらえなかった」ことで、孤独すら感じます。
そもそも、自分の話を始めるとき、どんな思いで始めているでしょうか?
『気持ちをわかってほしい』と思うから言葉にして話すのですよね。


では、はじめの夫と私の会話、上の親子の会話ABC
どんな返事をしたら相手が「受け止めてくれた」と感じるのか、わかりますか?
自分がどんな返事をしてもらえたら「受け止めてくれた」と感じるのか考えたらわかりますね。


私は、夫との会話では、「そうか、疲れたんだね。」
という受け止めてくれれば、それでスッキリでした。
その後に、「俺は、元気だよ。」と続いていても、私の気持ちはそこまでモヤモヤしなかったと思います。


聞いたことから、言いたいこと・感じることはたくさんあると思います。
それを伝えるよりもまずは、相手の気持ちを受け止めてから。
「そうなんだね、あなたはそう思ったんだね。」


ただ、注意するのは、この受け止めるというのは、同じ意見を持つとかそういった意味ではありません。
相手の意見とは違うけれども、相手がそう思たことを受け止める・受け入れるということです。


保育園に行きたくないという子どもに対して、
親は「保育園なんて遊んでいるだけで、何が嫌かわからん!」と思うかもしれません。
そこに、「わかる、わかるよ~!行きたくないの良くわかる!」とウソなど言わなくてもいいのです。


相手を受け止めるのに、自分がどう感じるかは、別の問題にします。
「(私は、なぜ保育園に行きたくないのか理解できないけれども)あなたは、行きたくないと思っているのね。」


今日は、良くありがちな親子の会話を扱ってみました。
会話の中で、相手の気持ちを受け止めているか、ぜひ意識してみてくださいね。

 

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2012年

5月

08日

vol.3 会話のリズム大切にしていますか?

人と人の会話をキャッチボールに例えることがよくあります。

私が、相手にボール(言葉)を投げます。
相手もまた、私にボールを投げ返します。


これがスムーズな、キャッチボールです。
そして、会話に戻すと、一つの会話がちゃんと完了したということです。


でも、そうでない場合もありますよね。
自分の投げたボールが、相手が受け取れないものであったり、相手からのボールが受け取れないものであったり、
もしかしたら、相手からボールが返ってこないこともあるかもしれません。


そうなると、キャッチボールはスムーズではなくなります。
会話のリズムが崩れるというのはこのことです。


どんなものが、会話のリズムを崩すのか?
例えば、朝の子どもとの会話。


私「出かける準備したの?」
子「……ま…」
私「まだしてないんでしょ?ハンカチは?」
子「……え、っと…」
私「ぼうしは?」「かばんは?」「忘れ物はない?」「顔洗った?」「ハミガキした?」


私が一方的に、子どもにボール(言葉)を投げつけています。

さらに、答えない子どもに向かって
私「聞いているの?ちゃんと答えなさい!」
子「……(モヤモヤ)…」

これは、もはや会話とは言えません。
コミュニケーションが全く取れていない状態ですね。


会話にはリズムが大切です。
リズムには、『間』をうまくとることが必要になります。


[[name1]]さんは、会話の『間』を上手に取れていますか?
チェックしてみてくださいね。

□ 間髪入れずに言葉を投げ返していませんか?
□ 相手に考える時間を作ってあげていますか?
□ 沈黙を受け入れていますか?
□ 相手の返事を待たずに、会話をしていませんか?
□ 自分の話ばかりしていませんか?
□ 相手の話を最後まで聞き、次のボール(言葉)を投げていますか?


会話は、コミュニケーションを交わすために大切なものです。
そして、コミュニケーションは、お互いが心地よくあることが目的です。
会話の『間』、『リズム』、意識してみてくださいね♪

 

 

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2012年

4月

24日

vol.2 ちゃんとあなたを見ていますよのサイン

コーチングは、信頼関係あってこそ活きる!と、思っています。
逆に言うと、コーチングは信頼関係のないところでは、効果なしです。


さて、今日は、そのコーチングを活かすための、信頼関係の築き方についてです。


ところで、信頼できるな~という人いますか?

その方ってどんな言葉をかけてくれますか?
どんな表情で接してくれますか?


思いつきましたでしょうか?
実は、これらが全部、信頼関係を築くためのヒントになります。


コーチングでは、信頼関係を築くためのスキルとして、『承認』というものがあります。
例えば、こんなのが『承認』になります。


「ありがとう」
「お疲れ様」
「若林さん、おはよう。」


そんなこと!?と、思いましたか?
ちょっと発展系では、こんなものあります。

「髪、切ったね!」
「とっても似合っているよ。」
「今日は、誕生日だね。」


変化に気が付く、相手の情報を覚えている、と言うことを伝えています。


先ほどのあいさつや、これらのメッセージは、相手に「あなたのことを見ていますよ」「あなたに関心がありますよ」
と、伝わっています。
自分の存在が認められているということにつながります。


きっと、みなさんの信頼している方も、みなさんに上のようなメッセージを伝えているのではないでしょうか?


信頼関係は、挨拶、お礼など、当たり前なことの積み重ねで築き上げられるのですよね。


私はコーチングを学んでから、子育てには、「変化を伝える」を取り入れています。
「お花の絵が描けるようになったんだね。」
「そんなにスラスラひらがなが読めるようになったんだね。」
「自分でお着替えができるんだね。」


大きな変化ではないけれど、小さな小さな変化(もしかしたら変化もしていないようなこと)を伝えています。
「あなたのこと見てますよ。」のメッセージはちゃんと伝わっているようです。


私自身にも良いことがあるのです。
子どもの変化を見つけるアンテナが立って、子どもの成長を感じることができる!


「変化を伝える」いいですよ♪
でも、ここでひとつ注意!
なるべく「いい」「悪い」の評価は加えない方が、相手は受け取りやすいですよ。


 

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2012年

4月

17日

vol.1 コーチングって何だろう?

今日は、初回なのでコーチングの説明…と思ったのですが、
これがとても難しい。
私自身の中で伝えたいことがありすぎてまとまらないのです。
なので、私がコーチングに出会ったことでどんな変化があったのか、ひとつ例をお話ししてみますね。


私が、コーチングに出会って変わったことと言えば、まずは子育てのことがあります。
それと同じくらい変わったのは、夫との関係。


以前の私と言えば、それはそれは酷いものでした。
私にとって夫は、私を理解してくれない冷たい無責任な人。
口を開けば、夫の欠点を並べ、文句を言う。


それでいて、夫婦仲が悪いのは、夫が何もわかっていないから!なんて夫の責任にしていました。


それでも、何とかしたいという気持ちがあったので話し合いの場を持ちます。
が、その場でも結局私は、「私は変わらない。あなたに変わって欲しい」と言っているのですから、改善しません。


「自分のしてほしいことは、まず自分がしてあげること」
そんな言葉にも出会いました。
でも、私は「なんで私が?私は頑張っている。」
「相手が優しくなったら私も優しくなれる。」
そんなことを言って、いつまでも相手に要求ばかりしていました。


夫婦仲がいいはずありませんよね。


昔の私が、夫となぜ険悪だったのか?
そんなことは一目瞭然ですが、あえて敗因を言葉にするならば「私は私だけいい気分になろうとしていた」こと。


私が心地よく生きるために
私のペースを守るために
夫は変わらなくてはいけない。


いい気分になれるのは「私だけ」なのですよね。


でも、仮に、「私だけいい気分」になれたとしたら、私は幸せか?
と言ったらそうではありません。


そう考えると、私が家庭の中で心地よく生きるために、本当に必要だったのは何だろう?


それは「夫との信頼関係」です。
私だけではダメで、相手も私も。


私は、今も夫とケンカをします。
ですが、お互いの関係が破壊するようなケンカはしません。
逆にもっと良い関係になるためにケンカすることができています。


私はコーチングで、『私も相手も幸せになるには?』という大切な問いを得ました。


このようにコーチングは、他人との信頼関係を築くために必要なことがたくさん詰まっています。
いろんなスキルがあるコーチングですが、この信頼関係のない場面では全く効果を発揮しません。


流行の子育てコーチングも、信頼関係があってこそ活きるのですよね。


 

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