Vol.4 相手の気持ち、受け止めていますか?

先日、夫とこんな会話をしました。


私「今日は疲れたよ。」
夫「俺は、元気だよ。」
私「……」


普通の会話のように見えますし、しっかり会話ができているような気がします。
しかし、私の気持ちはモヤモヤしました。


どうしてモヤモヤしたのか?
まず、「私」の話を、夫に盗られました。
私が疲れた話を始めたのに、夫が元気かどうかの話になってしまったのです。


また「疲れた」ということを非難されたように思いました。
私は、自分が感じた「疲れた」を夫に伝えたかったのです。


このように、話しがすり替わってしまった時、思いを受け止めてくれない時、会話が不完全燃焼になってしまいます。


このパターン、大人同士の会話でも多く見られます。
しかし、子どもとの会話では特に多いように思います。



こども「保育園行きたくない~。」
親「何言っているの。行かなくちゃ。」



こども「もっと遊びたい~!」
親「たくさん遊んだでしょ!」



こども「(転んで)痛いよ~!!」
親「大丈夫!痛くない痛くない。」


この上のパターン、子どもの気持ちを受け止めている会話ではありません。


子どもが感じたこと、思ったことは事実。
それを否定すると、「そう感じた自分はおかしいのだろうか?」と自信がなくなってしまいます。
「感じたこと」に、正解不正解はありませんよね。


また、「受け入れてもらえなかった」ことで、孤独すら感じます。
そもそも、自分の話を始めるとき、どんな思いで始めているでしょうか?
『気持ちをわかってほしい』と思うから言葉にして話すのですよね。


では、はじめの夫と私の会話、上の親子の会話ABC
どんな返事をしたら相手が「受け止めてくれた」と感じるのか、わかりますか?
自分がどんな返事をしてもらえたら「受け止めてくれた」と感じるのか考えたらわかりますね。


私は、夫との会話では、「そうか、疲れたんだね。」
という受け止めてくれれば、それでスッキリでした。
その後に、「俺は、元気だよ。」と続いていても、私の気持ちはそこまでモヤモヤしなかったと思います。


聞いたことから、言いたいこと・感じることはたくさんあると思います。
それを伝えるよりもまずは、相手の気持ちを受け止めてから。
「そうなんだね、あなたはそう思ったんだね。」


ただ、注意するのは、この受け止めるというのは、同じ意見を持つとかそういった意味ではありません。
相手の意見とは違うけれども、相手がそう思たことを受け止める・受け入れるということです。


保育園に行きたくないという子どもに対して、
親は「保育園なんて遊んでいるだけで、何が嫌かわからん!」と思うかもしれません。
そこに、「わかる、わかるよ~!行きたくないの良くわかる!」とウソなど言わなくてもいいのです。


相手を受け止めるのに、自分がどう感じるかは、別の問題にします。
「(私は、なぜ保育園に行きたくないのか理解できないけれども)あなたは、行きたくないと思っているのね。」


今日は、良くありがちな親子の会話を扱ってみました。
会話の中で、相手の気持ちを受け止めているか、ぜひ意識してみてくださいね。