Vol.7 人生の豊かさは何で決まるのか?


先日美容院に行きました。
いつも同じ美容師さんを指名しています。


担当の美容師さんとの付き合いも、もう4年以上になります。


彼はオーナーさんで、カットのみで6500円と私の住む地域では結構お高め。
にもかかわらず、4年間浮気せずに彼のもとに通っています。
これからも変えることはないと思います。


オーナーは、美容師歴20年強という大ベテラン。
美容師としての技術はもちろん、経営者としても大成功しています。


そんなすごいオーナーですが、毎月何日か東京に行ってカットの技術を学びに行っているそうです。

「もう十分技術があるように思えるけれど、必要なのか?」と聞いてみると、「必要だ」と言います。


「カットの技術は、常に進化しているし、東京という場所はやはり特別で地方の美容院とは違う。
僕は先端技術を学びたい。
そして、何より、もっとうまくなりたい。」


このオーナーの姿勢そのものが、会社を大きく成長している理由なのでしょうね。


で、このオーナーは、どこまで学べたら彼にとってゴールなのだろう?と考えてみました。
おそらく美容師をやっている限りという答えが来ると思います。


でも、それは、『しなくちゃいけない』という意味ではなくて、『そうしていたい』
だって好きだから。


「お客様にいいものを提供したい」という理由もあるでしょうけど、それより「好きだから」
カット技術を上げることがオーナーさん自身の充足感を高めているのだろうな。と思います。
だから好きである限り、学ぶ。


さて、美容師さんの話をしましたが、私たちはどうか。

私たちは、意識していないにしても、もっといい生活がしたい、より良い人生にしたいと思っています。
その基準ってなんなのかな?と思ったのです。
お金?
時間?
食べ物?


これがあればいい生活!と決め手になるものってありますか?


私は、『ほれ込むものがあるかどうか?』だと思うのです。


美容師さんの場合なら『カット技術』ですよね。
誰かのため、誰かに褒められるとかいうわけではなく、ただただ自分を満たしてくれるもの。


それが必ずしもお金につながらなくてもいいと思うのです。
庭でいかにおいしいトマトを作るか。
いかに美しくお花をアレンジメントするか。


誰からの評価も気にならない。
自己満足。


そういうものがあるということが、私たちの求めるより良い生活・人生なのかな、と思うのです。


ちなみに、私が最近惚れ込んでいるのは、「怒りという感情」です。


ちょっとお手伝いをしながら、クライアントさんが自分で絡まった糸を解いていかれる姿を見ていると(聞いていると)感動します。


イライラならばお任せください(笑)


みなさんは、どんなことに惚れ込んでいますか?