Vol.16 母親は強くたくましく

体力作りもイライラ対策になります。


心と体はつながっているので生活の中に運動を取り入れるといいですよ。
本当に変わってきます。


親業には、体力が必要だと本当に思います。
あわせて、心の体力も必要だなぁ…と感じます。


ある日、子どもに「お母さん!嫌い!!」と言われました。
「お父さんのが好き!」
「お母さんあっち行って!」


誰が、普段お世話していると思っているんだ!
この恩知らず!!


と、言いたくもなりますね。
怒りたくもなりますが、実は、怒りの前に感情が隠れています。


嫌い・あっち行って、そんな言葉をかけられたら誰でも傷つきます。
怒りの前に、悲しいのです。本当は。


この話は、感情のコントロールの話になりますので、それはまた別の機会にお伝えするとします。


今日は、心の体力の話。


「嫌い」「あっち行って」など、悪態をつく子どもは、
もちろん、本当に嫌いなわけでもないし、好き度のランクをつけているわけではありません。
その場の感情をそのままストレートにぶつけているだけです。


反抗期が「成長の過程」で、なくてはならないとよく言いますよね。
子どもは、親を壁にしてわざと反抗したり、くっついたりを繰り返して成長していくそうです。
感情をぶつけ、それを受け止めてくれる場所が必要です。

 

「お母さん、あっち行って!」と反抗するのだけれど、お母さんは、『それでもそこにいる。』
「お母さん、大嫌い!」と攻撃するけれど、お母さんは、『自分を好きでいてくれている。』
ケンカしたりするけれど、嫌いになったり、自分を見捨てたりしない


そういう存在が、自己肯定感につながるそうです。


もちろん、母親だって「嫌い!」なんて言われたら傷つきますから、ニコニコしている必要はありません。
「そんなこと言わないで!」といってもいいと思います。


子どもに人を『傷つけること』を学ばせるのも必要です。


ただ、心から傷ついていては、学ばせる余裕がないと思うのです。


私の母は、心から傷ついてしまうタイプで、私にじわじわと罪悪感を植え付けました。
泣き続けて、どれだけ自分が傷ついたかを訴え続ける。
不機嫌になったり、鬱状態になっていました。


そういう母親だと、子どもは本当に困る。
感情をぶつける場所がなくなります。


私の母の場合、感情をぶつけると、どこかに消えてしまいそうでしたから、気を遣って仕方ない。
罪悪感を受け付けられますしね。


そう考えると、親は相当強い心が必要です。
なんてったって、最愛の子どもたちからの「あっち行って」とか「いらない」という言葉を受け取らなきゃいけないのですから。


そのうち「うっとおしい」なんて言われたりね。


「なーに言ってんだ、本当は好きなくせに!」くらいに思っておくと、子どもにも親にとっても楽ですね。


重ねて言いますが、傷ついてはいけません。
そんなこと言うな!と、怒ってはいけないということではありませんよ。


病むまで傷つかない(おそらく心から傷つくのは、親自身に触れられたくないモノが埋まっているのだと思いますが)ということ。


親業には、心のタフさ、心の健康、大事ですね。


○○さんは、「嫌い!」と言われたら、どんな反応をしますか?